職場ごとに異なるやりがい

看護師には様々な職場があり、職場ごとにやりがいを感じる場面も変わってきます。例えば病棟看護師は、患者が元気になる姿を見たときにやりがいを感じられるでしょう。その理由としては、病棟看護師は患者に関わる時間が長いからです。困難を共有した時間が長い分だけ、回復したときは喜びが強くなります。そして外来看護師のやりがいは、患者からの信頼を得たときに感じることが可能です。患者と接する時間は短いですが、定期通院してくる患者に名前を覚えてもらったり、患者の元気な姿を見たりすると嬉しい気持ちになるでしょう。

介護業界の看護師は、医療ケアの判断を任させることが多いため適切に対応できたり、異変に早く気づけたりしたときにやりがいを感じます。また、利用者との距離が近いので「いつもありがとう」などと感謝されることも多いです。さらに、介護施設のイベントなどで利用者の笑顔を見られるのもやりがいに繋がるでしょう。保育園看護師のやりがいは、子どもが成長している姿を見れたときに感じられます。ハイハイしていた子どもが立てるようになったり、友達同士で遊ぶようになったときなど、嬉しい瞬間に立ち会ちあえる確立も高いです。保育園での生活が長い子どもとは、約6年間と長期にわたって関わります。子どもは日々成長していくので、その成長を近くで感じられるのは保育園看護師の特権でしょう。子どもの成長を共有することで、保護者からの感謝の言葉も直接聞けます。